INTERVIEW08

高額商品だが、動きは速い。
不動産仲介のダイナミズムを全身で感じている。

中西諒

流通営業第三部　川崎センター
社会情報学科卒
2015年入社

入社しようと思った決め手を教えてください

就職活動初期は、メディア関係で働きたいと思っていましたが、活動をしていく中で、視野を広げて見ようと思うようになりました。当社と出会ったのは偶然ですが、誠実・親身に対応してくれる人事担当者に良い印象を受け、最終面接前に川崎センターも訪問、雰囲気の良さを確認しました。若手の意欲を評価し、自由に仕事を任せてくれる社風であることも入社の決め手となりました。

いま担当している仕事内容について教えてください。

神奈川県川崎市にある川崎センターに所属し、不動産の仲介営業を担当しています。2,500万円～3,500万円のマンションなどファミリーが購入する物件を中心に扱っていますが、川崎駅や武蔵小杉駅周辺のタワーマンションなどでは､5,000～7,000万円の高額物件が取引されており、こうした物件を扱うこともあります。立地に優れ、築年数が浅く、価格とのバランスの良い物件は、驚くほど早く売れてしまう世界です。高額の商品を扱っているのに、動きがとても速く、営業を始めたばかりの頃は「えっ、あの物件、もう売れたの？」と驚いたこともしばしばありました。

仕事のやりがいは、どんなところに感じていますか？

不動産の売買は、多くの人にとって人生で1､2回しか経験しないこと。そのため、不動産取引は初めて、という人を相手にすることも珍しくなく、しかも、扱う商品は非常に高額です。お客様は人生の転機にあり、大きなプレッシャーを感じる中で決断を迫られているという状況にあります。そんな中で、私たち営業担当者には、お客様の気持ちを理解し、そのサポートをしていくことが求められます。どのような情報をどのタイミングで、どのような言葉でお客様に伝えるか。そのさじ加減は一人ひとりの営業担当者に任されていて、それこそが営業に必要なスキルと言えます。入社3年目となり、ほとんどの仕事を一人で進めるようになって、不動産仲介の仕事のダイナミズムを全身で感じているところです。

仕事をしていて、嬉しいと感じる瞬間はどんな時ですか？

不動産仲介営業の世界は、競合相手がとても多いのが特徴です。さまざまな提案をしていても、「他社にお願いすることになりました」と言われることも少なくありません。お客様の信頼を勝ち取り、契約をいただくことは簡単ではありませんが、そんな中でも、ご契約をいただき、物件の引き渡しが終わった時はお客様から「本当にありがとう」と御礼の言葉をいただくことができます。なんといっても、この瞬間ほど嬉しい時はありません。購入のお客様の場合、私は必ず引っ越しの際にご挨拶に伺うことにしています。なかには手紙で感謝の言葉を綴ってくださるお客様もいらっしゃいます。人生の中の大きな出来事に立ち会える仕事だということを改めて感じることができますね。

仕事をしていく上で、心がけていることはどんなことですか？

私の勤務している川崎センターは、営業担当者の半数が20代という若手の多い勢いのあるセンターです。ただ、私自身は年齢よりも上に見られることが多いので、必ずしも若さを前面に出す営業スタイルは取っておらず、落ち着いてしっかりとお話をするように心がけています。不動産仲介の営業は、お客様から信頼していただくことが非常に重要なので、なるべく自然な自分の姿に近い形で、仕事をしていくことが大切なのです。だからといって努力をしないということではありません。落ち着いて話すために、事前の準備をしっかりとしています。

今後の目標を教えてください。

長年、この業界で働いている先輩の場合、「10年前にお世話になったから」といって再度、頼ってくださるリピートのお客様を持っています。私はまだ入社3年目ですから同じことはできませんが、1件1件の仕事を丁寧に進めていき、先輩のようにリピートのお客様を獲得できるようになることが大きな目標です。また、日々仕事をしていて思うのは、上司や先輩方が、的確なアドバイスや励ましを通して、若手社員がのびのびと自由に振る舞えるような環境をうまく作ってくださっていることです。10年後､20年後、自分も後輩に対して、今の川崎センターのように相談しやすい雰囲気を作ることのできる人間になりたい。そんな思いを抱きながら、日々の仕事に向き合っています。